亀川漁港で鯨の埋却処分を行いました

10月4日に別府市の亀川漁港沖で鯨の死骸が発見されました。
その後、係留されたままとなっていましたが、
大分県からの依頼で弊社が鯨の撤去・埋却を行うこととなりました。

作業は10月10日に行われました。
まずはやや離れたところに係留されている死骸をクレーンが届く範囲まで引航します。

鯨の死骸を引航している状況です。
体長10~12m程度。ニタリクジラかツノシマクジラの雄である可能性が高いそうです。

引航が終わると、100tラフタークレーンで漁港へ引き揚げ、日本鯨類研究所の職員が調査を行いました。

引き揚げに使った100t吊クレーンは、公道走行可能な中では、国内最大級だそうです。

調査によると、体長は10~12m程度で、重さが約5tとのことでしたが、内蔵や血液が流出し、本来よりも軽くなっていたそうです。

掘った穴の大きさは、15m×5m程の大きさです。深さは約2mです。


調査終了後は漁港の一角に穴を掘り、埋却処分を行いました。

作業翌日の状態です。しばらくはこのまま残置だそうです。
漁港にいた猫ちゃんです🐈